第2回アニソングランプリの優勝者で『戦場のヴァルキュリア』のOPなどを担当。外国人アニソンアーティストとして話題になったHIMEKAさんが、ご自身のツイッターで「日本に行かなければ良かった。業界のイジメが辛かった」と告白。話題を呼んでいます。
HIMEKA(ヒメカ、7月20日 – )は、カナダ・ケベック州出身でフランス系カナダ人の女性歌手。母語はフランス語。アニメが好きでアニソン歌手になることを目指して2008年に渡日、2009年のメジャーデビューの際には「青い瞳のアニソン歌手」や「アニソン界の黒船」としてメディアに取り上げられた。
2012年に5pb.に移籍、2014年4月1日をもってフリーに。2014年6月9日、査証(ビザ)の更新が適わずカナダに帰国。
日本に行く前もゴミ扱いされました。そして日本に行って歌手になっても同じようにゴミ扱いされました。どんなことをしていてもゴミのようです。「あんた死んでほしい」、そんなメッセージをもらいました。私はどうしてこんなに頑張っているのか分からなくなりました。
— HIMEKA (@HlMEKA) 2015, 8月 24
多分、日本に行かなければ良かったです。全部後悔しています。アンチからよりも業界からのイジメは辛かったです。私の夢を利用して、後ろでひどいことされても夢とファンのために頑張っていたけど、イヤな思いしか残ってないです。あのコンテストに参加しなければ良かったです。
— HIMEKA (@HlMEKA) 2015, 8月 24
あのコンテストに優勝したのはきっと「外国人だから、多分売れるだろう!私達の会社とこのコンテストにいい宣伝になる!」と思っただけ。才能とか全く関係ないです。人を歌で感動させるのもどうでもいいことです。必要なのはビジネス的なもの。「本当」っていうのはその業界には全くないです。
— HIMEKA (@HlMEKA) 2015, 8月 24
何年も色んなイベントに参加して、裏で出場者に関して審査員のコメントを聞いて悲しかったです。忘れようとしたいけど、忘れられないです。ひどい世界です。本当に。そんな世界で魂を失わないのはかなりの出来事です。もうに度とテレビや音楽を同じピュアな心で聴けなくなります。全部嘘ですから。
— HIMEKA (@HlMEKA) 2015, 8月 24
<ネットの反応>
●応援してる人のほうが多いと思うし、雑音は無視だ!
●そんなヒドイ思いをしていたとはしりませんでした。
やり直して良い思い出に書き直して欲しい。
貴方の歌声を聴いて力を貰った人は沢山居るハズなのに残念です。
●それはファンや落選した方に失礼だと思います。色々問題点はあっても貴女を認めて仕事を与えたのは本当だから、それを糧に努力したら良いと思います。夢だけじゃ生活出来ないけど、夢で結果を出す事は可能です。貴女を信じてる人達はいるので投げやりにならないで。
●プロの世界はいろいろと大変なのですね。優しいHIMEKAさんには辛かった事でしょう。でも私はHIMEKAさんの歌声に出会えてよかったと思っています。悪い言葉は強く印象に残ってしまうけど、楽しかった事も思い出せる日が来ると信じています。
●業界は確かに怖いですね、特に芸能界は妬み嫉みの塊のようなものなので、ハリウッドスターの下積み時代の逸話なんかどう苛められたかばっかです、でも誰もが認める実力派になればぜんぶ吹っ切れる!
● HIMEKAさんの歌が純粋に好きで、確かにHIMEKAさん自身は嫌な想いをされたかもしれないですが、私はHIMEKAさんの歌が大好きですし、上手だと思っています。お辛いかと思いますが、やはり応援して待っている人もいるので、「コンテストに出なければ良かった」 とか言ってほしくない気持ちはあります。もちろん色々HIMEKAさん自身も辛い状況だと思うので。でもHIMEKAさんの歌う歌が大好きな人もいるのをわかってほしいです。
甘いんだよ