
実は私は
おすすめポイント
ちょいアホ人外ヒロインラブコメ
ヒロインみんなが秘密を抱えている!実は私は……
個性的なキャラクターが学園生活を刺激する
3角関係な恋愛模様にラブコメディが加速する
感想とレビュー
●ヒロインが隠す、実は私は……
「実は私は」は増田英二作のコミックを原作とした恋愛ラブコメディである。メインヒロインの白神葉子は、口数が少なく他人とかかわらないクールビューティと思われていた。しかしその実、彼女は吸血鬼の父親と人間の母親のハーフだったのだ。しかもその秘密がバレると学校を去らねばならないという約束を父親と交しているため、本当は非常にフランクで明るくちょっとアホな性格なのにその外見を装っていたのだ。
そして本作の主人公「黒峰朝陽」が彼女は思っていることがすべて顔に出てしまうことから「穴の開いたザル」で「穴ザル」というあだ名で呼ばれていた。そんな彼は周囲にバレるほど葉子が好きで、ある日の放課後に彼女へ告白しようとする。しかしふとした事をきっかけに葉子の秘密を知ってしまい、このことから発生するドタバタストーリーが本作の内容である。
●秘密を隠しているのは彼女ではない。実は私たちは……
「秘密」を隠しているのは白神葉子だけではない。学級委員長の藍澤渚は実は身長10cm程度の宇宙人であり、普段見せている体は操縦ロボットである。朝陽とは幼なじみの朱美みかんは普通の人間だがメガネが「福の神」であり、本当は朝陽のことが好きなのにいざとなると何も出来ない彼女を応援している。また他にも登場するヒロイン達は「実は悪魔」だったり「実は狼男」だったりと人には言えない秘密を抱えており、これら非常にエキセントリックで個性的な面々と朝陽による非日常な毎日がこのアニメの魅力となっているのだ。
●甘酸っぱい恋愛模様は青春の日々
白峰葉子は父親との約束から吸血鬼であることがバレないよう過ごす必要がある。しかし「穴ザル」の朝陽は秘密を隠していることが表情に出てしまうし、葉子も葉子で恋愛に鈍感で朝陽がどれだけ葉子への好意を表情に出しても気づかない。このことを原因とする擦れ違いがラブコメディとしての面白さを醸し出しているのだ。
また物語が進むうちに登場人物たちが朝陽への好意に気づく。しかしそれぞれ「秘密」を持っている彼女達の恋愛模様は簡単には進まず、その様子がまた甘酸っぱい青春の1ページとして本作の魅力となっているのだ。
例えば藍澤渚は軍人気質な宇宙人で、以前まで朝陽は彼女に好意を抱いていた。しかしそのことを察すると彼女は自身の持つ「秘密」を守るため事前に振ってしまい、彼にトラウマを与えてしまう。しかし逆に朝陽への好意に気づくと、この「一度振った」という事実が彼女に負い目を与えて、恋愛に踏みきれなくさせているのだ。また朱美みかんも幼いころからの感情を抱いたまま今に至っている。そんな彼女に焦れるメガネに宿った福の神が無理やり告白させるが、それが思わぬ結果を生んでしまう。このように「秘密」を持ってる故のジレンマを視聴の際は感じて欲しい。
こんな人にオススメ!
・ギャグアニメが好きな人!
・人外ジャンルが好きな人!
・学園ラブコメが好きな人!
・実は私は……な秘密を隠している方!
スタッフ
監督:山本靖貴
シリーズ構成:山下憲一
キャラクターデザイン:丸藤広貴
制作:じつわた製作委員会
キャスト
黒峰朝陽:花江夏樹
白神葉子:芹澤優
藍沢渚:水瀬いのり
朱美みかん:上田麗奈
紫々戸獅穂:内田彩
紅本茜:M・A・O
紅本明里:新田恵海
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