
くまみこ
おすすめポイント
ヒグマのナツと巫女のまちがおりなす、モフモフカントリーライフ!
田舎コンプレックスを抱えた少女と人間のようなクマが主役のほんわか田舎コメディ
主人公の雨宮まちは都会の高校に行きたい!でもそれには大きな問題が――
主題歌を主人公と同じ中学2年生、花谷麻妃が歌う!
感想とレビュー
●ヒグマと巫女の少女が主役の日常田舎コメディ
舞台は東北地方のとある山奥にある「熊手村」。この村のさらに奥深いところで主人公で中学生の「雨宮まち」とヒグマの「クマ井ナツ」は暮らしている。
少女とヒグマというアンバランスな組み合わせだが、このナツは決して人間を襲ったりはしない。むしろ人間の言葉を喋り、人と同じように2足歩行ができ、文字も理解して読み書きが出来、さらにPCやタブレットまで駆使できるというかなり人間臭いクマであった。
そしてストーリーは、まちが都会の高校に行きたいと言い出し始めたことから始まる。
まちは生まれてから一度も人の多い都市部に行ったことがない、いわゆる「田舎娘」であった。このまま都会に行ってはまちは間違いなく都会の荒波に飲まれてしまう。
そう思ったナツは彼女に都会クイズを出題するのだが――。
本作「くまみこ」はこうした少女とクマの平和な日々を描く、田舎日常コメディだ。
いわゆる「日常モノ」に分類されるアニメであるが、それだけ視聴者は肩の力を抜いて見ることができる。シリアスな展開やストレスの多い現代社会に疲れた人達にとっては、非常に癒やしとなる作品となるであろう。
●個性的に富んだキャラクターの数々
本作には非常に個性的なキャラクターが多数登場する。
まずは主人公雨宮まちだが、まずは可愛い。巫女さんというだけですでにポイントが高い。だが、都会に憧れる少女であると同時に長年の村暮らし故に田舎コンプレックスを抱えている。
さらにナツと良夫以外は挙動不審になったり、炊飯器やTV、パソコンを壊して落ち込んでしまうという重度のコミュ障と機械音痴を兼ね備えているのだ。
ナツは見た目がヒグマでありながら生活態度が完全に人間のそれであり、機械に長けたりインターネットを使えたりとまち以上に現代社会に慣れている。
まちのいとこである雨宮良夫はまちの世話役と同時に村おこしに務めるが、やる気が空回りしたりまちに対するデリカシーに欠けていたりとどこか抜けた様子である。
こういった面々が揃うことで物語はコメディとして、緩やかな流れを紡ぎだしているのだ。
●OPテーマは「Fullfull☆Pocket」から花谷麻妃をソロとして起用
本作のOPテーマ曲「だって、ギュってして。」を歌うのはアイドルユニット「Fullfull☆Pocket」より花谷麻妃である。彼女は雨宮まちと同じ中学2年生の13才、この曲でソロデビューとなる。
主人公と同年代が歌う曲がどう作品とマッチしていくのか、そして今後成長を続ける彼女にとって、この作品がどう関わってくるかも見どころの一つとなるであろう。
また、EDテーマ曲「KUMAMIKO DANCING」は雨宮まち演じる日岡なつみと、ナツ演じる安元洋貴が担当。「まちとナツを中心に、熊手村の村人たち老若男女が歌い出す、ハッピーダンスナンバー!」と銘打つだけあり特徴的でかつ、電波な内容に仕上がっている。
これら物語を盛り上げるOPED両曲の存在もまた、見逃すことができない本作の魅力なのだ。
こんな人にオススメ!
・日常アニメが好きな方!
・巫女さん属性が好きな人!
・疲れた日々に癒やされたい人!
・都会コンプレックスを抱えている人!
スタッフ
監督:松田清
脚本:ピエール杉浦、池谷雅夫
キャラクターデザイン・総作画監督:齋田博之
制作:「くまみこ」制作委員会
キャスト
雨宿まち:日岡なつみ
クマ井ナツ:安元洋貴
雨宮良夫:興津和幸
酒田響:喜多村英梨
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