
弱虫ペダル
おすすめポイント
絆は自転車がつないでくれる。だから僕は、仲間を信じてペダルを踏む!!
濃いキャラが続々!粒ぞろいで飽きないキャラクターたち
泥臭くて汗臭いのに最高にカッコイイ、熱血スポ根
意外とハマる!?視聴しながら知るロードレースの奥深さ
感想とレビュー
●ロードバイクブームの立役者!競技自転車の世界を描く!
本作は、日本人にはあまり馴染みのなかった競技自転車――サイクリングレースを題材にしたスポーツアニメだ。
スポーツものの作品にしては珍しく、主人公の小野田坂道はオタクで運動音痴でド初心者と非常に頼りないキャラクターだが、そんな坂道がグングン成長していく姿についエールを送ってしまう、そんな作品である。
そして坂道を取り巻くチームメイトや他校キャラクターは、どれもクセがあり唯一無二の個性をもつものばかり。ストーリーはもちろんのこと、キャラクターものの作品としても十分楽しめるだろう。
競技自転車はサッカーやバスケといったメジャー競技ではないものの、「弱ペダを見てロードバイクを買った!」という声が老若男女問わず聞こえるほど本作が影響している部分もあり、今日のロードバイクブームを支えている作品と言える。
●王道直球ど真ん中、『気合』と『根性』と『絆』のスポ根アニメ
1日100km以上、峠の登りもあるロードレースは、マラソンなどと同じ耐久競技。休憩もなく走り続けるため、非常に苛酷なスポーツだ。しかも競技中常にチームメイトと共に走れるわけではない――。『自分との戦い』と隣り合わせであるがゆえ、困難に立ち向かう武器となるのは気合、根性といった心の強さだ。
本作は坂道はもちろんのこと、同学年のチームメイトの今泉、ライバルの御堂筋などのメンタル面も非常に多く描かれており、時にはレースの行方を大きく左右してしまう。
絶望に呑まれそうでも、心が折れて崩れそうでも、最後に自分を奮い立たせるのはスポ根の代名詞。気合と根性、そして仲間との絆なのである。
●知ってみると意外と楽しい、ロードバイクの世界
山岳賞、ケイデンス、ダンシング、引き……などなど、馴染みのない用語やルールの多いロードレース。さらに駆け引きや作戦などの要素も強く、視聴者としても情報量の多い競技だが、弱ペダでは作中でわかりやすく解説される事が多く、非常にとっつきやすい。
スポーツ漫画の一般的な主人公といえば、既にその競技で力をつけているか、好きだけど下手という段階から始まるが、本作主人公の坂道は『競技を全く知らない』という所から始まるので、視聴者も坂道と同じようにルールや用語を学べるのが嬉しいところ。
なかなかマニアックな世界ではあるが、独特な奥深さにハマる人も多いようだ。
●アニメ2期が終わっても!毎公演チケット瞬殺の舞台
漫画やアニメ作品の舞台化は昨今珍しくなくなったが、弱ペダはその中でもかなり精力的に舞台公演を行っている作品だろう。そのペースなんと年2回。なんとアニメ化よりも舞台公演が行われていたのだ。
アニメ2期が終わってからもその勢いは衰えることなく、現在も全てのチケットが瞬く間に完売するという。
舞台鑑賞が好きな人は、是非挑戦してみてほしい。
こんな人にオススメ!
・ツール・ド・フランスなどのロードレースが好きな方!
・節約のため、つい自転車で目的地に行っちゃう方!
・自転車ブームに乗っかってる方!乗っかりたい方!
・舞台観賞が好きな方!
スタッフ
監督:鍋島修
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:吉田隆彦
アニメーション制作:TMS/8PAN
キャスト
小野田 坂道:山下大輝
今泉 俊輔:鳥海浩輔
鳴子 章吉:福島潤
金城 真護:安元洋貴
田所 迅:伊藤健太郎
巻島 裕介:森久保祥太郎
その他、松岡禎丞、岸尾だいすけ、代永翼、前野智昭 など
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