
終わりのセラフ
おすすめポイント
『吸血鬼は殲滅する!』『人間は…危険だ!』圧巻のダークファンタジー・バトル開幕!
大切なものを何もかも失った優一郎。憎悪だけが彼を突き動かす
友情、対立、裏切り、陰謀…少年誌王道の熱い展開
芯の通った魅力的なキャラクター。それぞれの立場で対立する!
感想とレビュー
●ウィルスにより大多数の人間が死滅した世界で吸血鬼と戦う
孤児院で暮らす、百夜優一郎。彼は素直ではなく負けん気が強いが、根はやさしい少年だった。
ある日突然人間たちに襲い掛かる死のウイルス。13歳以上の人間はウイルスにより突然死亡し、街ゆく人は倒れ、走行中の車や飛行機はあらぬ方向へと激突し炎上していった。
壊滅的な状況となる中、謎の組織が生き残った子供達を回収していく。その正体は、吸血鬼……優一郎とその家族たちは4年もの間、吸血鬼の都市に閉じ込められ、血を供給するために飼い殺しにされる。
優一朗の家族である白夜ミカエラは、貴族階級の吸血鬼に血を差し出す代わりに銃や地図を盗み、都市を脱出する算段を立てる。優一朗と少年少女たちは、ミカエラと共に逃げだすが…
●日本帝鬼軍の優一郎と吸血鬼ミカエラの対立
優一郎は日本帝鬼軍に所属し、吸血鬼を倒す憎悪に燃える。
また、ミカエラは人間たちに利用される優一朗を救うべく戦う。
親友と袂を分かちお互いが敵となるその姿に注目したい。
また、優一郎とミカエラ以外にも、魅力的で強い意志を持ったキャラクターたちがそれぞれの立場で立ち回り対立する。
●原作は『ジャンプスクエア』にて連載されている漫画『終わりのセラフ』
鏡貴也さん原作、山本ヤマトさん作画による漫画『終わりのセラフ』が本作品の原作。
主人公・優一郎は反抗的な態度が多いが根は優しく、ジャンプ系の主人公らしい熱さを持っている。
また本作では親友ミカエラが相反する立場として登場する。
全体的に雰囲気はダークであるが、基本は少年誌王道であり、読み手を熱くさせるだろう。
●一瀬グレンを主人公にしたスピンオフ小説、講談社ラノベ文庫より発売
本編で吸血鬼殲滅部隊の隊長を務める一瀬グレン。
彼が主人公のスピンオフ作品小説『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』が発刊されている。
一瀬グレンは日本帝鬼軍に優一郎をスカウトした人物で、自身の部下を家族のように大事にしいる。
小説の世界は本編より8年前とされており、読めば『終わりのセラフ』の世界をより楽しめるだろう。
●『進撃の巨人』で話題になった『WITStudio』制作。優れた作画と演出
『終わりのセラフ』を制作した『WITStudio』は、元はアニメなどの映像制作事業においてま受注拡大を目的に作られた企業だったが、2013年のアニメ『進撃の巨人』にて評価を得て、一躍有名になる。
その後も『ガンダム Gのレコンギスタ』『鬼灯の冷徹』など話題作を手掛ける。
もちろん本作『終わりのセラフ』の完成度も非常に高いものに仕上がっている。
こんな人にオススメ!
・熱い少年誌的展開が好きな人!
・ダークファンタジーが好きな人!
・ショタ好きな人!
・イケメン多数!格好いいキャラクターが好きな人!
スタッフ
監督:徳土大介
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:門脇聡
アニメーション制作:WIT STUDIO
キャスト
百夜優一郎:入野自由
百夜ミカエラ:小野賢章
一瀬グレン:中村悠一
フェリド・バートリー:櫻井孝宏
柊 シノア:早見沙織
クルル・ツェペシ:悠木 碧
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