アイドルマスター
おすすめポイント
アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター」が待望のアニメ化!
新人アイドル達と共に、目指すはトップアイドル!
13人の女の子達とプレデューサーの成長が絆を育てる感動のストーリー
彼女達との日々はアニメを飛び出す!楽曲展開やライブイベントなども絶賛展開中!
感想とレビュー
●アイドルアニメブームの火付け役
近年アイドルアニメが複数登場しブームとなっているが、その火付け役となったのがこの「アイドルマスター」である。
原作ゲームは2005年にアーケード版「アイドルマスター」が稼働、家庭用ゲーム機に移行してからもじわじわとヒットを重ね、現在ではシリーズ累計120万本を売り上げるまでに成長している。
当時からのスタンスは「プロデューサーとして新人アイドルをプロデュースし、一緒にトップアイドルを目指す」と言うもの。このスタンスはアニメでも引き継がれ、弱小プロダクション「765(ナムコ)プロ」に所属するプロデューサーが13人の新人アイドル達と結束し、苦難を乗り越えて共にトップアイドルへと成長していくストーリーに仕上がっている。
●個性的なキャラクターと劇中歌
本作の魅力はなんといっても登場するアイドル達の「個性」にある。
全員のリーダー的な存在の「天海春香」を始め、歌うことをストイックに追い続ける「如月千早」、天才肌だが寝るのが大好きな「星井美希」と、無名ながらもそれぞれ独特な個性を放つキャラクターが揃っている。
そんな彼女達の個性を引き出すストーリーが1話1話に込められ、彼女たちの魅力がさらに増していくのである。
同時に彼女たちの前に立ち塞がる961(黒井)プロの存在も、彼女たちの個性を引き出す名ライバルとなっている。
961プロの卑劣な妨害を受けながら持ち前の個性と団結力で乗り越え、また一つ彼女達が成長してくストーリーはある意味王道的な内容と言えるだろう。
また、彼女たちの個性を後押しするように、過去に原作ゲームやCDで発表された楽曲が劇中歌として流されている。
歌詞と本編の内容をリンクさせた演出も取られ、原作ゲームファンなら思わずにやりとしてしまう展開に製作者の愛が感じられると言えよう。
●成長するのは苦悩の連続!時には挫けそうになることも……けど!
このアニメはプロデューサーとアイドル達の成長物語である。成長には「楽」もあれ当然「苦」もある。
アイドル達の個性を把握しきれずすれ違いが生じてしまうプロデューサー。ライバルユニットとして立ち塞がる961プロ「JUPITER」の存在。そして理想と現実の狭間に揺れるアイドルたち……。
時に団結が崩れそうになることもあるが、やがて苦悩を乗り越えた彼女達は、また一歩夢のトップアイドルを目指していく。
そうしてたどり着いた彼女達のきらめくステージ。それは見るものを感動の嵐へと巻き込むだろう。
●アニメだけではないメディア展開
アニメ「アイドルマスター」は、今やアニメの枠を飛び出してしまっている。
コミックや音楽CDを初めとしたメディア展開は言わずもがな、出演声優によるライブイベントも毎年定期的に開催されているのだ。
そして2014年には続編として映画「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」が公開され、観客動員数52万人、興行収入7億7千万と大ヒットを記録。
さらには外伝的作品であるアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」も2015年に放送され、その人気は未だ衰えることを知らない。
こんな人にオススメ!
・アイドルアニメが好きな人!
・人が成長するストーリーが好きな人!
・きらめくステージに憧れる人!
・楽しみをアニメだけで終わらせたくない人!
スタッフ
キャラクター原案:窪岡俊之
監督・キャラクターデザイン:錦織敦史
シリーズ構成:待田堂子・錦織敦史
総作画監督:飯塚晴子・髙田 晃
音楽:高田龍一(MONACA)
音楽プロデューサー:中川浩二(BNSI)
制作:A-1 Pictures
キャスト
天海春香:中村繪里子
星井美希:長谷川明子
如月千早:今井麻美
高槻やよい:仁後真耶子
萩原雪歩:浅倉杏美
菊地 真:平田宏美
双海亜美・双海真美:下田麻美
水瀬伊織:釘宮理恵
三浦あずさ:たかはし智秋
四条貴音:原 由実
我那覇 響:沼倉愛美
秋月律子:若林直美